インドのオフショア開発では、プロジェクトを進める際に英語を共通言語とするケースが多くあります。本記事では、英語でオフショア開発を進めるメリットと注意点を解説します。
日本語を共通言語とする場合は、日本語が話せる人材を募集することになります。そのため、どうしても人材の母数が限られてしまいます。一方で、英語は、インドにおいて広く使用されている公用語の一つです。大学教育やIT教育では英語が使われる場面も多く、英語での指示を理解できる人材が多くいます。
そのため、日本語での対応が可能な人に限定して求人を出す場合と比較すると、応募数を確保しやすいというメリットがあります。
インドで日本語が話せる人材は限られているため希少性が高く、その分、採用にかかるコストが高額になることがあります。一方、英語でのやりとりに対応できるエンジニアは多くいるため、日本語対応が可能なエンジニアを採用する場合と比較して、採用コストを抑えられる場合があるという利点もあります。
オフショア開発を成功させるためには、密なコミュニケーションを取りながら進めることが重要です。英語を共通言語にすることで、通訳や翻訳を挟まずに直接的なやりとりができるようになり、開発メンバー同士が会議やチャットに参加しやすくなります。
開発メンバー同士の英語力に差がある場合、微妙なニュアンスが伝わりにくくなることがあります。英語での会議やチャットに慣れていない場合は、やりとりに時間がかかり、進行が遅れる可能性もあります。丁寧なコミュニケーションを意識し、各段階で相手の理解度を確認しながら進めることが重要です。
英語でオフショア開発を進める場合は、伝え方によっては情報管理に関する認識のズレが生じやすいため、注意が必要です。英語ではっきりと伝えたつもりでいたものの、細かい部分が伝わっておらず、連絡済みの仕様変更などが反映されないケースも考えられます。
日本側の要望をインドの開発チームに橋渡しする役割を担うのがブリッジSEです。単なる通訳としての役割だけではなく、お互いの要望や状況、技術的な背景まで理解したうえで説明できるブリッジSEを配置しましょう。細かい認識のズレやコミュニケーション上の問題を抑えやすくなります。
Google翻訳などのツールを活用することで、英語でのコミュニケーションが取りやすくなります。ただし、翻訳した内容が正しいとは限らないため、慎重な運用が必要です。特に和製英語はうまく伝わらない可能性があります。翻訳ツールの文章をそのまま送るのではなく、内容が正しいかを確認することが求められます。
インドのオフショア開発では、共通言語に英語を選択することで人材を確保しやすくなり、コスト削減も期待できます。一方で、コミュニケーションに関する課題もあるので、英語での運用が自社に適しているかを慎重に見極めましょう。
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