オフショア開発の消費税

目次を開く目次を閉じる
目次

インドなどの海外でオフショア開発を検討しているなら、消費税について理解しておくことが大切です。本記事では、オフショア開発で消費税の対象となる取引の内容や注意点について解説します。

オフショア開発で消費税の対象になる取引

国内において行われる取引であること

消費税の課税対象となるには、原則として「国内において行われる取引」であることが要件となります。

海外のリソースを活用するオフショア開発では、国外取引と国内取引が複雑に混在するケースも少なくありません。課税判定の基準は、単に「発注者が国内にいるか」だけでなく、役務の提供場所や、そのサービスが「電気通信利用役務の提供」に該当するかといった点に基づきます。国内で役務の提供が完了したとみなされる取引や、特定課税仕入れに該当する場合には、消費税の課税対象となるため注意が必要です。

事業としての対価を伴う取引であること

「事業であること」と「対価を伴っていること」も、消費税の課税対象となる取引の条件です。したがって、オフショア開発が事業ではなく、対価を得ないものであれば消費税は課せられません。

資産の譲渡・貸付と役務の提供があること

資産の譲渡や貸付、役務の提供があることも、消費税が課税される条件です。国内事業のオフショア開発であることを前提として、報酬を支払ってサービスが提供されるときに消費税が課税されます

オフショア開発で消費税の対象外となる取引

インドなどの海外で行われるオフショア開発であっても、次のような取引は消費税の課税対象外となります。

上記の全てに該当する場合は、消費税がかかりません。

オフショア開発の消費税に関する注意点

消費税が課税される場合は申告が必要

オフショア開発であっても、消費税が課税される場合は申告が必要です。課税された場合は控除を受けられることがあるため、手続きを忘れないようにしましょう。

消費税の控除を受けるには、納税の記録を管理し、申告書に記載して提出しなければなりません。消費税の対象となる取引が発生したら、証明できる書類を正しく保管することが重要です。

還付を受けるには条件を満たすこと

消費税の課税売上よりも課税支払いが多い場合は、還付を受けられます。ただし、還付を受けるには、一定の条件を満たす必要があります。証明書類や取引記録の提出や事前準備などが必要になるため、取引によってどのような還付条件が設定されているかを確認しましょう。

オフショア開発を委託する前には消費税の取り扱いを確認しよう

インドなどの海外でのオフショア開発委託では、取引条件によっては消費税が課されます。報酬を伴う国内取引は、基本的に消費税の課税対象です。事前に取引条件から課税対象かどうかを確認し、還付を受けるための条件を把握しておくことが必要です。

下記のページでは、「強固なセキュリティ基盤」「古いシステムの分析・改善」「上流工程から相談」といった案件の目的別におすすめの企業をご紹介します。 ぜひチェックしてみてください。

【目的から選ぶ】
インドのオフショア開発会社
おすすめ3選

市場開拓・人材獲得から、Sler代替・高度実装、経営課題ごとのDX推進——オフショア開発の目的は企業ごとに違います。 ここでは自社の目的に合う支援会社を選ぶことで、最短ルートで自社にあったパートナーに辿り着ける「目的別」インドのオフショア開発会社おすすめ3選をご紹介します。

ZenNxt Labs(Zenken)Innovature TechnologiesJP東京・アンド・カンパニー
得られる価値インド高度IT人材の採用・体制化技術と質/SIer代替・高度実装戦略と実装の一貫支援
キーワードタレントプール・採用支援・即戦力AI・DX・GX・マルチクラウドPMO・DX・経営コンサル
ターゲットCTO・技術責任者・採用担当CTO・開発部長情シス・DX推進・経営企画
強み元CTOによる技術スクリーニングISO 27001取得・500名超エンジニア・15年超の実績コンサル×IT開発の一体型・Microsoft CoE・バイリンガルPMO
推奨シーンインド人材を自社チームに組み込みたい企業DX推進・AI実装・クラウド移行案件DX戦略策定から実装まで一社に任せたい企業
事業拡大を目指すCTO・技術責任者・採用担当向け

ZenNxt Labs(運営:Zenken株式会社)

引用元:zennxtlabs公式HP
https://www.zennxtlabs.jp/
「市場と人材」インド高度IT人材を、自社チームに。
強み
  • 国内採用では母集団がほぼ存在しないAI・フルスタック・セキュリティ・データ領域の上位エンジニアに、独自のタレントプールを通じてアクセス可能。インド現地法人に常駐する元CTOが技術力・適正を一次評価するため、面接工数を抑えながら精度の高いマッチングを実現。
人材・体制
  • 年間約255万人のSTEM卒業生を輩出するインド市場から厳選。IIT・NIT出身者を含む精鋭タレントプールを保有し、生成AIエンジニア・クラウドセキュリティアーキテクト・SRE・データMLエンジニアなど職種別に候補を提案。日本人担当者(現地法人代表田中氏)が要件定義から稼働後の立ち上げまで一貫して伴走する。
プラン
  • Starter(3~5名)
  • Expansion(5名以上)
  • Support(体制構築伴走)

業務委託型でスモールスタートでき、実績を積みながら段階的に体制を拡大できる設計。最短2週間で初回提案、稼働開始まで最短2ヶ月を目安とする。

推奨シーン
  • 国内エージェントに頼っても欲しい人材が来ない。
  • AI・データ・セキュリティ領域で即戦力が必要。
  • インドに拠点を設けたいが直接雇用リスクは最小化したい。
  • 新規プロダクト開発チームを早期に組成したい企業。
品質・技術重視のCTO・開発部長向け

Innovature Technologies

引用元:Innovature Technologies公式HP
https://innovaturetech.com/
「技術と質」SIer代替・高度実装するなら。
強み
  • ISO27001認証取得のセキュリティ管理体制と、15年超の実績・500名超のテクノロジーコンサルタントによる高品質な開発力が特長。AI・DX・GX(グリーントランスフォーメーション)・クラウドなどの先端領域を一社でカバーし、1,000件(※1)超のプロジェクト納品実績を持つ。
人材・体制
  • インドを主要開発拠点に、日本・米国・シンガポール・カナダ・ヨーロッパにオフィスを展開するグローバル体制。南インドを中心とした高水準の教育機関出身のフルスタックエンジニアが在籍し、AWS・Azure・GCPのマルチクラウドに対応。日本拠点(東京)から日本語でのプロジェクト管理が可能。
主なサービス領域
  • AIサービス
  • DXサービス
  • GXサービス
  • Webアプリ開発
  • モバイルアプリ開発
  • クラウド
  • DevOps
  • 品質保証
  • IoT
  • Salesforce
  • XR/AR/VR
  • 24時間監視
推奨シーン
  • DX推進・AI実装・クラウド移行など技術難度の高い案件を安心して任せたい。
  • 国内Slerからの切り替えや、品質保証体制を重視する開発部門。
  • IoT・機械学習・ブロックチェーンなど先端技術の実装が必要な企業。

※1 参照元:Innovature Technologies公式HP https://innovaturetech.com/ 2026年6月調査時点

情報システム部門・DX推進部門・経営企画向け

JP東京・アンド・カンパニー

引用元:JP東京・アンド・カンパニー公式HP
https://jptokyo.co.jp/jp/
「戦略と実装」経営課題ごとDX推進を任せるなら。
強み
  • 大手コンサルファームや日本有数の大企業での実務・経営経験を持つバイリンガルチームが、経営コンサルティングからIT開発・PMOまで一体で提供。「誰に何を頼めばいいのかわからない複合課題」に対して、戦略立案から実装・運用保守まで一社でカバーする体制が強み。インド(グルガオン)・米国(サンフランシスコ)・フィンランドにも拠点を持つ。
人材・体制
  • 日本(東京・赤坂)拠点のバイリンガルコンサルタントが窓口となり、インド開発拠点と連携するハイブリッド体制。品質管理・プロジェクト管理は国内完結で、文化・言語の壁を感じさせない進め方が可能。総合電機メーカー・建材メーカー・医療機器・電子決済など日本の製造業・大手企業との実績が豊富。
主なサービス領域
  • 経営コンサルティング
  • IT・製品開発
  • PMOサービス
  • Microsoft 365
  • Power Platform
  • Azure
  • Dynamic 365
  • ERP導入
  • DX戦略ロードマップ
  • AI/ML開発
  • 海外市場参入支援
推奨シーン
  • DX戦略の立案と実行を同一パートナーに委ねたい。
  • Microsoft環境の整備・基幹システム移行・ERP導入を伴うプロジェクト。
  • 製造業・建材・医療・エネルギー分野での実績を重視。
  • 複数の課題を一社にまとめて相談したい経営企画・情報システム部門。