インドでオフショア開発を検討する際、トラブルを防ぐうえで重要となるのが契約書です。本記事では、オフショア開発における契約書締結までの流れや契約形態、事前に確認すべき注意点を解説します。
オフショア開発では、はじめに自社の要件を整理し、その内容をもとにインドの開発会社がヒアリングを行います。この段階は、発注側と受託側の認識をすり合わせる重要な工程です。オフショア開発を依頼する企業は、システムの目的や必要な機能、解決したい課題などを丁寧に整理して伝えましょう。
開発会社からは、ヒアリングした内容をもとに工数や費用の見積もりが提示されます。内容を確認する際は金額だけを見るのではなく、作業対象となる範囲やスケジュール、リスクへの具体的な対応なども確認することが重要です。
交渉がまとまったら契約書を作成します。契約書の作成には専門的な知識が必要となるため、社内で対応が難しい場合は弁護士などの専門家に相談するのも一つの方法です。その後、双方が契約書の内容に合意したうえで、契約書への署名や締結手続きに進みます。
オフショア開発の契約形態には、準委任契約と請負契約があります。準委任契約とは、業務の遂行自体を目的とし、成果物の完成を約束しない契約です。一方で請負契約とは、システムやソフトウェアなどの成果物の完成および納品を目的として行う契約です。
それぞれ異なるメリット・デメリットがあるので、比較したうえで自社に合った方を選択しましょう。オフショア開発の契約形態の詳細については、以下の記事で解説しています。
契約書には、業務内容・納期・報酬といった基本事項に加え、トラブル時の対応策や追加費用の算定基準を網羅し、契約書内で詳細に規定しておきましょう。文言が曖昧だと認識の齟齬が生じる恐れがあるため、双方が同一の解釈を持てるよう、具体的かつ明確に定義する必要があります。
どこまで日本語で対応してもらえるかは、オフショア開発会社によって大きく異なります。日本語対応可能なブリッジSEが在籍している場合でも、不在時などには意思疎通が困難になる恐れがあるため、あらかじめ対応範囲を確認するようにしましょう。
使用言語や担当者の体制については、契約書に明記することをおすすめします。
予期せぬトラブルに備え、対応策や責任の所在を契約書で定めておきましょう。損害賠償の範囲や契約解除の条件に双方が合意することで、万が一の際も取り決めに沿って円滑に対処できます。
国外企業との取引となるため、契約書では細部まで明確に定める必要があります。トラブルを未然に防げるよう、慎重に条件を検討しましょう。
下記のページでは、「強固なセキュリティ基盤」「古いシステムの分析・改善」「上流工程から相談」といった案件の目的別におすすめの企業をご紹介します。 ぜひチェックしてみてください。
漏えいは避けたい、古い基幹は止めたくない、戦略は現場まで落とし込みたい——オフショア開発の悩みは企業ごとに違います。
ここでは自社の目的に合う支援会社を選ぶことで、最短ルートで自社にあったパートナーに辿り着ける「目的別」インドのオフショア開発会社おすすめ3選」をご紹介します。
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KDDI、ドコモ、DNP、マクロミル、博報堂、ブリヂストン、リクルートなど
製造業、医薬品、小売業、メディア、電気通信など
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製造業、情報・技術、自動車、ハイテック、建設、教育、金融など
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